今年は台風通過後も日本上空を居座った前線のため、全国的にぐずつき気味。
岐阜や京都では河川の氾濫、北アルプスでは遭難など大雨の影響などもありました。
ふと、妙高市の苗名滝を訪れてみました。
お盆は終戦の日もあり、シベリアに抑留され帰らぬ人となった祖父をしのんでいました。
ある番組で、いまの20代に「70年前、日本はどこと戦争をしたか?」というインタビューをしていました。
そういえば小さい頃、新田町の交差点に傷痍軍人の方が座っていたのを思い出しました。
我々の世代にとってはまだ戦争の後ろ姿が見えていたので、今の若者の答えに驚く一方、ふと仮に私が20歳の時(1990年)に「70年前の日本はどうだったか知っていますか?」と聞かれても
「1920年…うーん」
と答えたかもしれません。
先の大戦が、「記憶」から「物語」に変わってしまう時を我々は間近に見ているのでしょう。