今週の表紙では、福島・二本松でみつかった長沼藩主の位牌が、人の交流につながっているという話題を紹介しています。
位牌の主は、江戸時代初めに長野市長沼を中心に存在した長沼藩の殿様。この方、時の将軍綱吉の怒りを買って藩をつぶされてしまった、最後の藩主なのです。二本松藩主に預けられ、23歳の若さで亡くなりました。その位牌を昨年、飯綱町から福島を訪れた研究者が発見したのです。
研究者も、寺のご住職も、殿様の一族の子孫も、320年の時を超えた縁の不思議に感嘆したそう。ロマンを感じさせるエピソードです。