今回フロントで紹介する永田傑さん。長野在住のデザイナーです。大胆に使った写真とロゴタイプ(文字ですね)の配置が特徴的で、非常に洗練された印象を持ちます。
私も20年ほど前、一時ポスターデザインにハマったことがあり、当時は1950〜60年代のデザインが見直され、コンピュータ編集の勃興と共に雑誌やフライヤーは新しいものを作り出そうとする若者のパワーを感じたものです。
以前一度だけ、信濃美術館で富山県立近代美術館蔵のポスター展が開催され、行ったことがありました。リキテンスタインのイエローに少しだけ赤が入っていることに気付き、そういえばアムステルダム空港の案内板の黄色も日本の黄色と違っていたなと思ったものです。