今回の表紙は「里庵みんなの家」の話題です。
長い目で見れば、貧困や家庭外でのコミュニティというテーマは少子高齢化が一層進む社会において、この先もっとウェイトが高くなることでしょう。
これはけして他人事ではありません。
私は会社で主に機械ものを担当しているのですが、時折、システムが進化しすぎてついていけなくなったら、人そのものとして何が残っているだろう。そんなことを思ったりします。
ところで、先日松本からの帰りの19号線、車を走らせていると突然目の前にきれいなイルミネーションが現れました。
車を引き返して立ち寄ってみれば、なにやら作業中。
話を伺ってみたのですが、八坂村の住民が「地元を盛り上げよう」と若手を中心に作り上げたものだそうです。
いろいろ声をかけながら位置を調整していたり、「なかなかいいだねぇか」と笑い声があがったり。
人が集まって何かをつくっている姿というのは、とてもなごみます。
イルミネーションは来年1月上旬、どんど焼きが行われるあたりまで飾られているそうです。
作業が終わった後、みなさん集会所で一杯とのことで「あんたもどーだい(笑)」。
いや、参加したいのはやまやまですが…
大規模なイルミネーションが各地で行われていますが、こうした地元愛のイルミネーションは大好きです。