2016年5月28日土曜日

5月28日号から

爽やかな5月というより夏のような暑さが続く5月ももう終わり。
そんな中でも山や街の新緑が美しく、目の保養になります。

今週号から
4面の広告企画「上高地特別ツアー体験」
宮代香織さんと週刊長野の取材陣が上高地特別ツアーに参加してきました。
取材当日はあいにくの雨でしたが、取材にいったカメラマンも
「雨が降っていてもきれいな場所だった、もう一度行きたい!」
と言っていました。私も長野県に住んでいますが、まだ上高地は行ったことないんです、マイカー規制など、敷居の高いイメージでしたが、長野駅東口から上高地バスターミナルまで直中なんだそうです!
これは行くべきですね。できれば晴れ男と共に。

2016年5月21日土曜日

5月21日号から

今週の「週刊長野」表紙は、市立長野高美術部の皆さんを取り上げました。現在、信州新町美術館が作品展を開いています。
 同校の美術部は活発に活動し、美術展で受賞するなどの成果も。活動生徒の美術展を美術館が主催するのは全国的にも珍しいといいます。
 ドライブが気持ちのいい季節。若い芸術家たちの作品を訪ねに、信州新町へ出掛けてみてはいかがでしょうか。

2016年5月14日土曜日

5月14日号から

新緑がまぶしい季節です。

さて、今週の3面。「小さな旅」でGW初日に新潟県南魚沼市六日町に行ってきました。

この地域、南魚沼市から魚沼市にかけて、江戸末期の彫り物師・石川雲蝶の木彫作品が残されており、有名どころをダイジェストで回れるというバスツアーがあり、行ってきました。

以前手にした新潟の観光パンフからすでにその作品の素晴らしさが伝わってきたのですが、作品を目の前にした時のすごさは驚きでした。記事で紹介した永林寺と西福寺の内部は撮影が禁止されていますが、外にも素晴らしい木彫が飾られています。

右は西福寺開山堂の虹梁(こうりょう)に彫られた木彫。下には波しぶき、渦巻く雲の上から天狗が見下ろしています。波の形、どこかで見覚えがあるでしょうか? そう、葛飾北斎が描いた波にそっくりですね。

ちなみに、雲蝶が生まれた時北斎は53歳。江戸でも評判のころでしたから、江戸生まれの雲蝶も北斎の影響を受けたのもうなずけます。余談ですが、雲蝶が越後に来た頃(1840年初頭)、北斎は小布施に来て有名な須坂市の上町祭屋台の天井画を描いています。

永林寺、西福寺も良かったのですが、個人的には龍谷寺の欄間木彫が印象に残りました

こちらは撮影OKでしたのでご紹介。牡丹と親子獅子ですが、母と娘版(上)と父と息子版(下)があり、超絶技巧の中に親子のほのぼのとした様子が伺え「きっとこの人はいい人に違いない」と思いました。

お隣の県ながら、実は知らないことが多いと、この旅シリーズを重ねながら感じます。